オーダーメード治療を目指す神戸三宮の菊地眼科です

コラム集  開院して思うこと1  2008.07

診療が独りよがりにならないこと。当たり前のことですがこれを意識して日々研鑽することは難しいと感じています。

神戸市立医療センター中央市民病院勤務時代では、国内の眼科医の中でも最高レベルの同僚に囲まれて仕事をしておりました。そのため、何気ない会話の中でもいろいろ診療の参考になる話題が出たり、カンファレンスでみんなで一人の患者さんの情報を共有して議論することなど、複数の医師に囲まれた環境というのは大変いい環境だと改めて思います。

幸いなことにいまでも週に一度は非常勤で神経眼科外来を担当しているので、そのときに医院に来られている患者さんのことについて議論したり、中央市民病院で受けていただいた精密検査の結果をみて今後の治療方針を相談したりできることをとてもありがたく思っています。

また、日々の診療の中では副院長も患者さんの状態を共有してくれているのでお互いに相談できることが本当に助かってます。これからも大切にしたい環境です。