オーダーメード治療を目指す神戸三宮の菊地眼科です

コラム集  緑内障啓発活動 2009.12

緑内障という病気もテレビや雑誌などによる啓発活動で広く一般の皆様にも知っていただけるようになりました。緑内障という病気に関してはこれまでいくつかのコラムでご紹介しておりますのでそちらをご覧ください。

緑内障患者さんが最初に気づく症状としては全体がかすんで見える(視力低下)ではなく、一部見えにくいあるいは見えないところがある(視野欠損)というものです。日常生活では両目で生活しているため、片目に視野欠損ができても気づかないことがほとんどです。そのため、かなり病気が進行して症状がひどくなってから気づく方も少なくありません。

そこで緑内障の症状ある方に少しでも早く気づいていただこう、あるいは健康な方も本当に大丈夫かご自分で確認していただこうという目的で新聞広告やテレビ番組で緑内障が取り上げられています。

10月18日、11月1日と11月15日の新聞に下の図のような緑内障チェックシートが掲載されました。私も試してみましたが結構よくできています。テレビ番組としては12月15日の午後8時からの『たけしの本当は怖い家庭の医学』で同じチェックシートを使って視野欠損がないかどうかの調べ方が放送されました。

当院にも同じチェックシートがありますので、数に限りはありますが興味のある方はお持ち帰りいただいて結構です。もし、チェックしてみて気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。

当日に視野検査もご希望の方は、事前に電話でご連絡いただき検査予約をしていただければと思います。視野検査はある程度時間がかかるので、診察時間を含めると40-50分ぐらい必要になると思います。ある程度時間に余裕を持ってご来院ください。

緑内障チェックシート